GPSのしくみと応用技術

 「GPSのしくみと応用技術」を読みました。本は大きく2つの部分から構成されており、前半ではGPSの考え方やシステム構成や実装が解説されています。後半は、実際にGPS受信機を製作しようという、トランジススタ技術らしいパートでした。あいにく、私自身は電子工作に疎いので前半だけを読みましたが、中学〜高校物理レベルで平易に書かれており、よくまとまっていると感じました。ひとつ残念だったのは、GPS受信機で知ることができる「時間・位置・速度」のうち「速度」の取得方法についての言及がなかったことでしょうか。これについては他の情報をあたることにしたいと思います。