2023/10/20最終更新 市電のダイヤ改正について(熊本市交通局)

市電のダイヤ改正について (最終更新日2023/10/20)

 いつも市電をご利用いただきましてありがとうございます。
 令和5年11月1日(水曜日)より、乗務員不足に伴う土日祝ダイヤの一部減便を伴うダイヤ改正をいたします。なお、平日ラッシュ時は従来どおりとし、利用状況を踏まえた運行効率化を行うことで、お客様への影響を最小減に抑えるものとしています。
ご利用のお客様にはご迷惑をお掛けいたしますが何卒ご了承願います。

【ダイヤ改正概要】
1 改正日
  平 日ダイヤ:令和5年11月1日(水曜日)
  土曜日ダイヤ:令和5年11月4日(土曜日)
  日祝日ダイヤ:令和5年11月3日(金・祝日)

2 ダイヤの主な改正内容
  ・お客様の利用状況を踏まえた運行間隔に見直します。
  ・利用状況を踏まえ、昼間帯に新水前寺駅前~田崎橋間の便を新設するなど、平日は9本増便します。
  ・乗務員不足に対応するため、昼間帯の運行本数が多い土曜、日祝日をそれぞれ上下合わせて30本、28本減便します。
  ・夜間帯は1時間あたり1~3本減便し、健軍町行きを一部新水前寺駅前止に変更します。
  ※今回のダイヤ改正では、平日朝ラッシュ便の運行本数及び始発・終電時刻は概ね変更はありません。

 【運行本数比較】

http://www.kotsu-kumamoto.jp/kihon/pub/detail.aspx?c_id=3&id=1436&pg=1

2023/10/31付 熊本市電、土日祝の運行本数削減 運転士不足でダイヤ改正 11月1日から(熊本日日新聞) – goo ニュース

 熊本市交通局は11月1日、熊本市電の土日祝日の運行本数削減を柱とするダイヤ改正を実施する。想定以上の離職者が出て運転士不足に陥ったためで、平日朝夕のラッシュ時間帯は従来通りの本数を維持する一方、週末ダイヤを効率化して「乗客への影響を最小限に抑えたい」としている。

 A系統(田崎橋・熊本駅─健軍町)とB系統(上熊本─健軍町)について土曜が1日当たり計30本、日・祝日が計28本を減便し、総運行本数を平日の422本並み(土曜428本、日・祝日422本)にする。一方、平日はA系統を15本増やす一方、B系統は6本減らす。

 また平日昼間の時間帯に田崎橋─新水前寺駅前の区間運行を新設。平日午後8〜11時は1時間当たり1〜3本減便し、一部を新水前寺駅前止まりとする。

 市交通局によると、今年4月に101人いた運転士と車掌は10月1日時点で92人に減少。介護や子育てなどを理由に離職や転職が相次いだという。

 運転士不足を理由にしたダイヤ改正は今回が初めて。市交通局は安定的な運行に必要な人材確保や運転士らの待遇改善のため、市出資の一般財団法人が運行を担う「上」と、公費でインフラを維持管理する「下」に分ける上下分離方式を2025年度に導入する計画。

 乗務員不足は路線バスも深刻で、熊本都市圏の事業者5社では運転手の数が22年度までの4年間で99人減少。22年度からの10年で計201人が減少すると予測している。5社でつくる共同経営推進室は「採用促進策を行政とも連携して検討したい」と強調。大西一史市長も現状について「極めて深刻に受け止めている」として、国の政策と連動させながら乗務員不足の解消に努める構え。(山下雅文)

https://news.goo.ne.jp/article/kumanichi/region/kumanichi-dr1218135.html