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私のデータ交換法

私が日常的に行っているデータ交換とその方法に関して、以下に記そうと思います。ただし、以下に掲載する内容がソリューションとしてベストであるとは保証しません。

2002年8月8日追記:以下の情報は主に1998年当時に書かれたもので、MacOS Xはおろか、MacOS 9.xに適用不能なものもあるかもしれません。ご了承ください。

メディア編 | 動画データ編 | 静止画データ編 | MIDIデータ編

【メディア編】

・Apple File Exchange
漢字トーク6世代のソフト。もはや多くのMacユーザーが忘れてしまったと思われます。現PC Exchangeの一つ前のソフト、といえなくもないですが、PC Exchangeの様にデスクトップでDOSフォーマットのディスクが扱えるわけではなく、単独のアプリケーションで、今から考えるととてつもなく使い勝手の悪いソフトでした。しかし、漢字Talk6.xの頃にはデータ交換に欠かせませんでした。OSに付属。

・PC Exchange(MacOS8.5以降ではFileExchangeに統合)
現在、一番活躍しているであろうメディア交換ソフトです。DOSフォーマットのディスクをほとんどMacintoshフォーマットディスクと同様に扱えます。おまけにフロッピーのみならず、一部のMOやHDDまでサポートしてありました(ただし、サポートしている機種は限られていましたが)。MacOS8.1になり、機能強化され、Windows95のロングファイルネームのサポートや、対応MOドライブの増加などが行われました。バージョン7.5以降のOSに付属。

・DMCP
西谷升孝氏によるフリーウェア。独立アプリケーション形式で、主にMOでのデータ交換を想定したソフトです。DOS系フォーマットの他にX68(*1)マシンフォーマットなど日本国内独特の一部の形式に対応しているのがありがたいところ。また、ドライブとの相性の問題も少ないようです。PC Exchangeでダメならこれで挑戦だ!
(*1)ぺけろっぱ(と私とその周辺の人物は呼んでいる)。SHARPが以前作っていた「パーソナルワークステーション」。名前から分かるようにCPUとして68000、または68EC030(一部)を採用。独自のOSを搭載して、そのハードウェアの特長から一定のユーザー支持を得ています。
DMCPのホームページへ...
【動画データ編】

・Movieデータ(拡張子:.mov、QuickTimeデータ)
特に困ることはないはずですが、QuickTimeソフトウェアはMacOSには付属するものの、Windowsには付属しないのでWindows上でQuickTimeデータを利用するにはApple社のホームページからQuickTimeを入手する必要があります。また、MacOSユーザーがWindowsユーザーにデータを渡すときには、保存時のオプションで「MacOS以外でも再生可」をチェックする必要があります。
QuickTimeホームページへ...

・AVIデータ(Video for Windowsデータ)
Windowsユーザーは困りませんが、MacOSユーザーは
[1]QuickTime3.0以降を入手して、あとは普通のムービープレイヤーから再生する(QuickTime3.0以降ではAVIファイルを標準でサポートしている、ただし、一部サポートされていない圧縮形式がある)。
[2]InternetExplorerを入手して、ブラウザ上からAVIファイルを開く
のいずれかの方法を利用できます。
QuickTimeホームページへ...
マイクロソフトホームページへ...

・MPEGデータ(拡張子:.mpg)
やはり、汎用性ではすべての動画形式の中で一番。QuickTime MPEG Extension(機能拡張)がインストールされていれば、QuickTimeを扱えるソフトで見ることができます。
QuickTimeホームページへ...

・MASL(*2)データ
動画データといえるかどうかは別として、ここでは動画データとして扱わせていただきます。MacMASLというソフト(フリーウェア)を入手すると再生できるようになります。ただし、仕様上どうしても一部非互換のファイルも存在するので、その点は仕方がありません。
(*2)主にPC-98用に古くから存在する、多少のインタラクティブ性(?)を備えた動画形式。動画というよりは、セル画に近いかもしれない。
MacMASLホームページへ...

・WRDデータ
これに関しては、動画データではなくMIDIデータの欄で扱わせていただきます。

【静止画データ編】

・BMPデータ
多くのグラフィックソフトで読み込めるほか、QuickTimeをインストールしていればSimpleTextやMoviePlayerでも見ることが出来ます。それほど苦労することはないと思います。下のMAGの項で示すソフトウェアでも読み込めます。

・MAGデータ
とくに98系のユーザーによく利用されています。MacOS上ではPixelCat(BombCat & Yoshiki氏作、フリーウェア)やGraphicConverter(Thorsten Lemke氏作、日本では$35のシェアウェア)で見ることが出来ます。特にPixelCatはLHa(*3)で圧縮されたファイルも解凍せずに見ることができ、便利です。
(*3)日本国内での標準的な圧縮ソフト。これで圧縮されたファイルの拡張子(ファイルの後ろにつく識別名)は「LZH」です。
PixelCatダウンロード(Ver.1.69b5、520KB)
PixelCatホームページへ...
GraphicConverterホームページへ...

・その他、国内独自形式
とにかく、上でも書いたPixelCatで試してください。読み込める場合が多いです。それでダメならGraphicConverterで試してください。

【MIDIデータ編】

・MID(或いはMidi)データ
音楽関係のソフトではほぼ間違いなく読み込めるほか、QuickTime2.0以降がインストールされていれば、SimpleTextやMoviePlayer等でも読み込めます。データのやりとりで問題が起こることはそうそうないと思います。

・RCP(レコンポーザ)データ
MS-DOS系のユーザがよく利用します。読み込めるソフトとしては、MacCVS(フリーウェア)やMIDIGraphy(TONTATA氏作、2000円のシェアウェア)、Mac郎(AKA Soft製、定価8800円)などがあります。
MIDIGraphyのホームページへ...
Mac郎のホームページへ...

・WRDデータ
これは正確にはMIDIデータではないのですが、よくセットで扱われるのでここに記述しておきます。WRDデータとはMIDIデータとセットにして、音楽の進行にあわせて文字やグラフィックを表示する命令の入っているデータです。これを使うことで曲の歌詞を表示したりできるようになるわけです。扱えるソフトとしてはMac郎(AKA Soft製、定価8800円)があります。
Mac郎のホームページへ...

・その他のデータ
とりあえず、MIDIGraphyで試してください。もしそれでダメならば、Mac郎に挑戦してください。私自身、Mac郎ユーザですが、LHa圧縮のファイルも直接読めたり、対応ファイル形式が多い、WRDに対応している、など恐らくMacOS用では世界で最も優れたMIDIデータプレーヤーではないでしょうか(別に私はAKA Softの回し者ではないのですけど、これはホントにいいソフトだと私は考えます)。
MIDIGraphyのホームページへ...
Mac郎のホームページへ...


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